東京はジャズクラブの数が非常に多く、日本随一のジャズシーンを誇ります。長期滞在の外国人居住者にとって、ライブジャズを楽しめるスポットは日々の生活を豊かにし、リラックスできる憩いの場となるでしょう。今回は東京の各エリア(新宿、渋谷、上野など)にある有名ジャズライブハウス5店をご紹介します。それぞれ雰囲気や音楽のスタイルが異なり、東京での暮らしに彩りを添えてくれることでしょう。仕事帰りのひとときや週末の夜、生演奏のジャズに浸りながら、東京のジャズ文化を体感してみてください。
新宿 – ピットイン (Pit Inn)
新宿ピットインは、日本のジャズファンにとってまさに伝説的なライブハウスです。1965年のオープン以来50年以上にわたり営業を続けており、日本で最も古いジャズハウスの一つとして知られています。新宿駅近くの地下に位置する店内は非常にシンプルで、ステージと客席が向かい合い、音楽に集中できる造りです。音響も素晴らしく、演奏者の一音一音をクリアに楽しめます。出演者は日本を代表する一流ジャズミュージシャンが中心で、ボーカルジャズから前衛的なジャズまで幅広いスタイルのライブが連日繰り広げられています。月に一度ほど海外からの著名アーティストを招くこともあり、かつては伝説的ジャズピアニストの山下洋輔も出演しました。昼下がりには新人ミュージシャンによるランチタイムライブも開催され、将来のスターの卵を気軽に発掘できます。
- 住所・アクセス: 東京都新宿区新宿2丁目12-4 アコード新宿B1。東京メトロ副都心線・丸ノ内線・都営新宿線「新宿三丁目駅」C8出口から徒歩約1~3分、JR「新宿駅」東口から徒歩約10分。新宿御苑の近く、新宿2丁目エリアに位置します。
- 公式サイト: pit-inn.com (スケジュール・チケット情報掲載)
- 営業時間: 無休(年末年始や8月のお盆期間に数日休業あり)。昼の部 開場13:30/開演14:00~16:30、夜の部 開場19:00/開演19:30~22:00。昼夜2公演体制で、出演者・日程によっては夜公演後半に延長することもあります。
- チャージ料金: 昼の部1,300円~(1ドリンク付)、夜の部3,000円~(1ドリンク付)。料金は出演者により変動する場合がありますが、基本的に1ドリンクが含まれたお得な設定です。入場時に受付で支払い(現金・クレジットカード可)。全席自由席・先着順のため、良い席を確保したい場合は開場時間までに到着すると安心です。
- 音楽のスタイル: 純粋主義のジャズ。ピットインでは、ビバップやモダンジャズといった王道から、フリージャズや前衛的セッションまで、多彩なジャズが楽しめます。日によっては女性ボーカルのしっとりしたスタンダードナンバー、また別の日には実験的なインプロヴィゼーションが繰り広げられることも。いずれの場合も「演奏をじっくり聴く」雰囲気が根付いており、店内は禁欲的とも言える静かな環境です(近年は法律により原則店内禁煙となりました)。
- 予約方法: 原則予約なしで入場できますが、満席が予想される人気ライブは予約推奨です。電話(03-3354-2024)での予約受付が可能なので、行く日が決まっている場合は席取りをお願いしておくとよいでしょう。特に年末年始のスペシャルライブなどは事前予約で埋まることが多いです。ランチタイムの公演は基本的に予約不要で当日直接来店できます。
- エチケット・豆知識: 演奏中の私語は控え、静かに音楽に耳を傾けるのがマナーです。席は隣の人と近接しますが、皆ジャズに集中しています。一方、休憩中や終演後には常連同士や演者との会話が弾むこともあるアットホームさも併せ持っています。入場料にドリンクが含まれているため、最初の1杯はチケットと引き換えに飲めます。追加で注文する場合はスタッフに声をかけましょう。ワンポイント: 「ピットインでジャズを聴く」という行為自体がジャズファンにとって憧れでもあります。平日昼のステージにふらりと立ち寄ってみるのもおすすめです。明るい時間から生ジャズに浸る贅沢は、忙しい東京生活の中で心をゆったり解きほぐしてくれるでしょう。
渋谷 – JZ Brat (ジェイジーブラット)
渋谷のランドマークであるセルリアンタワー東急ホテル2階に位置するJZ Brat(ジェイジーブラット)は、お洒落で洗練されたジャズクラブです。ホテル内という立地もあり、高級感のある広めの空間にテーブル席とバー席がゆったり配置されています。照明はムーディーで、音響設備もハイクオリティーなためミュージシャンからの信頼も厚いライブハウスです。国内一流アーティストの出演が中心で、月に一度程度は海外からのゲストミュージシャンも招かれます。演奏ジャンルは幅広く、ビバップやスウィングなど王道ジャズから、ポップスのエッセンスを取り入れたクロスオーバー系まで多彩です。ビッグバンドやフュージョン系の夜もあり、各方面のジャズファンが楽しめるプログラムとなっています。フードメニューが充実しているのも特徴で、本格的なディナーやカクテルを味わいながら**“大人の社交場”**としてのジャズ時間を過ごせます。
- 住所・アクセス: 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2F。JR・東京メトロ各線「渋谷駅」南改札西口から徒歩5分、京王井の頭線「渋谷駅」西口から徒歩5分。渋谷駅から桜丘町方面(南側)へ坂を上がった先、ホテル入口から2階へ上がってください。
- 公式サイト: jzbrat.com (公演スケジュール、24時間オンライン予約フォームあり)
- 営業時間: 基本的に夕方~夜にかけて営業。開場は公演により異なりますが18:00前後が多く、開演は19:30または20:00開始が一般的です。終演は22:00前後。定休日は特になく、休演日は不定期(スケジュール表で「休」となっている日)です。土日祝日はアーリーディナーショーとして少し早めの時間に開演することもあります。
- チャージ料金: ミュージシャンやイベントにより異なりますが、目安3,000~6,000円程度です。人気アーティストの公演は前売り5,000円超となる場合もあります。座席指定制で、予約時にテーブル席・カウンター席などを選べます(全席ステージ視認性良好)。別途、飲食代がかかりますが、ディナーを注文せずドリンクのみでも問題ありません。サービス料は料金に含まれています。
- 音楽のスタイル: コンテンポラリーで華やかなジャズが楽しめます。たとえばボーカルナイトではスタンダードからポップスのカバーまでお洒落なアレンジで聴かせ、インストゥルメンタルナイトではフュージョンやラテンジャズで盛り上がる、といった具合に日替わりで表情が変わります。渋谷らしい流行に敏感な雰囲気と、高級ホテルの上質さが融合した独特の空間です。初めてジャズクラブに行く方や、デートで訪れるのにも最適でしょう。
- 予約方法: 予約強く推奨。 座席数に限りがあるため、公式サイトの予約フォームまたは電話(03-5728-0168、平日14時~18時受付)での事前予約をおすすめします。人気公演は当日券なしで満席になることも少なくありません。ウェブ予約の場合、公演ページの「ご予約はこちら」ボタンから申し込み可能です。予約後に自動返信メールが届き、後日スタッフから予約確定メールが届く仕組みです。
- エチケット・豆知識: ドレスコードは特に厳しくありませんが、雰囲気に合わせてスマートカジュアルな装いが望ましいでしょう(男性は襟付きシャツ、女性はエレガントな服装など)。ディナータイムにはナイフ・フォークで食事を楽しむ方もいるため、席でのマナーはレストラン同様に節度を守りましょう。演奏中は照明が落とされるので、私語はなるべく小さな声で。曲の合間やMC中に静かに会話を楽しむ程度なら問題ありません。演奏が終わったら盛大な拍手を送り、素晴らしいソロには思わず「ブラボー!」と言いたくなるかもしれません。ワンポイント: 渋谷という立地上、終電間際でも帰りやすい利点があります。公演後は余韻に浸りながら渋谷の夜景を眺めつつ帰路につくもよし、近くのバーで二次会を楽しむもよし。生活圏の中にこのような都会的ジャズクラブがあると、日常にちょっとした特別感をプラスできますね。
青山/港区 – ブルーノート東京 (Blue Note Tokyo)
世界的に有名なブルーノートの名を冠したブルーノート東京は、南青山に位置する超一流のジャズクラブです。1988年の開業以来、東京におけるジャズの最高峰のステージとして君臨しており、海外のジャズファンにもその名が知られています。店内は上質でエレガントな空間が広がり、落ち着いた照明とブルーのスポットライトに照らされたステージが印象的です。テーブル席ではディナーを楽しみながら鑑賞でき、壁際のバー席からでもステージ全体を見渡せます。出演アーティストは世界的なジャズの大物や国内トップクラスのミュージシャンばかり。過去にはチック・コリアやロバータ・フラックといったレジェンドも出演しており、連日「本物」のライブが繰り広げられます。ジャズのスタイルも多彩で、スウィングやビバップはもちろん、ソウルやラテンジャズ、時にはクラシックの要素を取り入れたコラボレーションなど、ジャンル横断的なプログラムも魅力です。「ここに行けば間違いない」と言われる必訪のジャズクラブであり、特別な夜を演出してくれることでしょう。
- 住所・アクセス: 東京都港区南青山6-3-1。東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門線「表参道駅」B3出口から徒歩8分。骨董通り沿いを六本木方面へ進み、閑静なエリアにあります(周囲に案内板もあり)。入口で受付を済ませ、地下のメインフロアへ案内されます。
- 公式サイト: bluenote.co.jp (日本語・英語あり、オンライン予約可能)
- 営業時間: 1日2ステージ制。 平日は1stセット開場17:30頃・開演18:30前後、2ndセット開場20:00頃・開演21:00前後で、22:30~23:00頃に終演します。土日祝は早い時間帯に公演が組まれることもあり、17時前後には開演する場合もあります。公演によってスケジュールが異なるため、公式サイトのカレンダーで要確認です。
- チャージ料金: 最高級クラスの価格帯。 一般的な公演で7,000~10,000円程度、海外超大物アーティストでは15,000円以上になることもあります。座席は選択制で、ステージに近い席(SS席など)ほど高額です。予約時に席種を指定し、料金は事前決済(クレジットカードなど)となります。飲食代は別途で、ディナーコース(5,000~8,000円)やアラカルトメニューも充実しています。サービス料が別途かかる場合があります(予約ページに明記)。
- 音楽のスタイル: 世界トップレベルのジャズとエンターテインメント。 ブルーノート東京では、伝統的なジャズはもちろん、著名シンガーによるソウルフルなショーや、フュージョン系アーティストの来日公演など、非常にバラエティ豊かなステージが展開されます。NYのオリジナル・ブルーノートの精神を受け継ぎつつ、東京独自のモダンな演出も特徴です。生音へのこだわりが強く、どの席でも音響バランスが良いよう設計されています。まさに**「最高の音楽を最高の環境で」**楽しめる場所です。
- 予約方法: 事前予約必須。 公式ウェブサイトの予約システムから希望公演・席を選んで購入します(英語ページもあり)。電話予約(03-5485-0088)や店頭での購入も可能ですが、人気公演は発売開始日に即完売することも。公演当日の席が残っている場合は、当日券(立見席含む)が出ることもありますが、確実に入店したい場合は早めの予約が必要です。予約後は電子チケットや予約番号が発行され、当日受付で確認します。
- エチケット・豆知識: ブルーノート東京はフォーマル寄りの雰囲気ですので、服装はスマートエレガントを心がけましょう。男性はジャケット着用が望ましく、女性もドレスアップしている方が多く見受けられます。演奏中の写真撮影や録音は禁止されており、携帯電話はマナーモードにするか電源を切っておきます。スタッフの案内に従って着席し、開演までは食事やドリンクを楽しみながら待ちます。開演後は食事の提供が一時ストップするため、料理はできるだけ演奏前に済ませておくとベターです。ワンポイント: 「特別な日」のために取っておきたいスポットですが、平日の仕事帰りに思い切って足を運んでみるのもおすすめです。非日常的な空間で世界レベルのライブを体験すれば、日頃の疲れも吹き飛び、明日への活力が湧いてくるでしょう。
丸の内(東京駅周辺)– コットンクラブ (Cotton Club)
東京駅近くの丸の内エリアにあるコットンクラブは、美食と音楽を同時に楽しめるラグジュアリーなライブレストランです。1920年代にニューヨークで栄えた「Cotton Club」の再現を目指し、2007年に丸の内にオープンしました(運営はブルーノート東京と同じグループです)。店内はクラシカルでゴージャスな雰囲気で、木目調の内装やシャンデリアが輝き、非日常の舞台となっています。客席はステージを取り囲むように配置され、どの席からも見やすい劇場型。ウェイターはタキシード姿でサービスし、まるで映画のワンシーンに入り込んだかのような気分に浸れます。出演アーティストは世界的なジャズ・フュージョン系ミュージシャンや一流シンガーが中心ですが、ジャンルは幅広く、ポップスやシャンソン、ラテン音楽など多彩です。特に海外アーティストは1週間程度の連続公演を行うことが多く、その間に複数回足を運ぶファンもいます。演奏自体は非常に洗練されており、ショーアップされたステージングで魅せるエンターテインメント性の高いライブが特徴です。美味しいディナーコースとともに、一流の音楽に酔いしれる至福のひとときを提供してくれるでしょう。
- 住所・アクセス: 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 2F。JR「東京駅」丸の内南口から徒歩2分、丸の内中央郵便局の隣のビル(TOKIA)の2階です。JR「有楽町駅」からも徒歩5分以内でアクセス可能。
- 公式サイト: cottonclubjapan.co.jp (公演スケジュール、予約方法、アクセス情報などを掲載)
- 営業時間: 平日17:00~23:00、土日祝16:00~22:30。1日2回公演が基本で、1stステージは18時台、2ndステージは20~21時台にスタートすることが多いです。開場は開演の約1時間前。ステージ間は入替制ではなく、続けて滞在可能な場合もあります(公演による)。
- チャージ料金: ハイクラス価格帯。 チケット料金は出演者によって幅がありますが、国内グループで6,000円前後、海外有名アーティストでは12,000~15,000円程度と、ブルーノート東京と肩を並べる水準です。席種により料金が異なり、ステージに近いプレミアム席(SS席)が最も高く、後方の席ほど安くなります。学生割引があり、当日学生証提示で半額になる場合もあります。飲食は別料金で、コース料理(5,500円~)やアラカルトから選べます。テーブルチャージはチケット代に含まれています。
- 音楽のスタイル: ジャズを中心にオールジャンルの上質ライブ。 コットンクラブでは基本的にジャズやビッグバンドが多いものの、ソウル/R&Bシンガーの公演、ブラジル音楽の夜、映画音楽特集など、ラインナップは非常に豊富です。どの公演もエレガントでプロフェッショナル。いわゆるジャズ喫茶的な渋いセッションというより、演出が行き届いたショー形式のライブを楽しむ場といえます。そのためジャズ通でなくともエンタメとして楽しめる反面、「とことん即興演奏を味わいたい」という場合は他店のほうが向いているかもしれません。自分へのご褒美や、大切な人のおもてなしに最適な音楽空間です。
- 予約方法: 完全予約制に近い運用。 公式サイトや電話(03-3215-1555)で事前に席を予約・購入します。当日券が出ることもありますが、満席の場合は予約なしでは入れません。予約時に座席まで指定し、支払いもその場で完了するため、当日は受付で名前を告げて入場するだけです。連続公演の場合、平日は比較的予約が取りやすいこともあるので狙い目です。
- エチケット・豆知識: ディナーを楽しみながら音楽鑑賞するスタイルのため、食事マナーも大切です。食事中にライブが始まった場合、ナイフやフォークの音を立てすぎないよう注意しましょう。演奏中は基本的に私語を控え、拍手は曲が完全に終わってから送ります。写真撮影は禁止です。服装はビジネスカジュアル以上がおすすめで、男性はジャケット着用、女性もエレガントな服装の方が多めです。スタッフのサービスはきめ細かく、日本語が不安な場合でも英語メニューや簡単な英語で対応してくれることが多いので安心です。ワンポイント: 東京駅に近い立地を活かし、新幹線で出張に来た海外ゲストを連れて行く、といった使い方をする方もいます。非日常的な空間でありながらアクセスは良好なので、東京観光の締めくくりとして訪れるのも良いでしょう。自分の生活圏から少し離れた丸の内に出かけることで気分転換にもなり、贅沢な夜を過ごすことで日常生活にもハリが出るはずです。
上野 – ジャズクラブ・アリエス (Ueno Aries)
下町情緒あふれる上野エリアに佇むジャズクラブ「上野アリエス」は、地元のジャズ愛好家たちに長年親しまれてきた隠れ家的ライブハウスです。席数25席ほどの小さなお店で、ステージと客席の距離が非常に近く、一体感のある演奏体験が魅力です。地下へ降りる階段にはミュージシャンを模した人形が飾られ、店内の壁にはイラストレーター水森亜土さんによる壁画が描かれていて遊び心たっぷり。初めて訪れる人もどこか懐かしく落ち着ける雰囲気があります。「地元密着型」という言葉がぴったりで、出演者もお客さんも顔なじみが多く、徒歩圏の常連が集うアットホームな空間です。演奏される音楽はボーカル入りのジャズが中心。ジャズのスタンダードナンバーやボサノバなど親しみやすい曲が多めですが、日によって趣向が変わり、ブルース調やフュージョン寄りの演奏が楽しめることもあります。若手ミュージシャンの登竜門的存在でもあり、将来有望な新人が多数出演しています。「いつかこの店からビッグアーティストが生まれるかも」という夢を抱きつつ、店主は日々若手を応援し続けています。
- 住所・アクセス: 東京都台東区上野2-4-8 サントリー会館B1F(蒔田ビル)。東京メトロ銀座線「上野広小路駅」A3出口から徒歩約2分、都営大江戸線「上野御徒町駅」A5出口から徒歩3分、東京メトロ千代田線「湯島駅」から徒歩3分、JR「御徒町駅」北口から徒歩5分。上野松坂屋やアメ横商店街からすぐ近くの路地にあります。
- 公式サイト等: ueno-aries.jimdofree.com/(スケジュール表・料金システム記載)。最新情報はFacebookやTwitterでも発信中。問い合わせ・予約は電話(03-3831-0523、18時以降)で対応。
- 営業時間: 月~土 18:30~23:00(日曜・祝日定休)。ライブ開始は19:20頃からで、曜日によって3セットまたは2セット制です。平日は40分×3ステージ(19:20/20:30/21:40開始)で進行し、土曜はゆったりめに60分×2ステージ(19:30/21:00開始)が多い傾向です。演奏の合間に適宜休憩が入ります。
- チャージ料金: 下町価格で良心的。 基本チャージは1人あたり1,400円から(出演者により変動)となっており、これにお通し代(チャーム)1,100円が加算されます。お通し代には簡単なおつまみが付いてきます。したがって入店時に最低でも約2,500円の支払いとなり、あとは注文した飲食代のみです。ドリンクはビール・カクテルなど600~800円程度、フードは軽食中心で800~1,200円程度とお手頃です。テーブル会計(キャッシュオンではなく、最後にまとめて支払い)で、クレジットカードは利用不可の場合が多いので現金をご用意ください。
- 予約方法: 席数が少ないため、確実に座りたい場合は電話予約がおすすめです。当日でも構いませんので、開店時間以降にお店へ電話し、名前と人数・来店予定時間を伝えてください。予約なしで直接行く場合、平日は比較的座れることが多いですが、土曜日やボーカル人気が高い日は満席になることもあります。ただし立ち見スペースはないため、満席時は入店を断られることもあるので注意しましょう。
- エチケット・豆知識: 下町のアットホームな雰囲気とはいえ、演奏中は集中して聴くのが基本です。お客さん同士で談笑していると、他の常連から軽く注意されることもあります。逆に、一度お店に溶け込んでしまえば、休憩時間には店主や常連と和やかに会話を楽しめるでしょう。日本語が多少できるとコミュニケーションが取りやすいですが、音楽好き同士、言葉が多少拙くても打ち解けられるものです。お通し(チャーム)は断ることができないシステムなので、「これ何だろう?」と思う海外の方もいるかもしれませんが、小皿料理が自動提供される有料サービスであることを覚えておきましょう(日本のライブバー文化の一環です)。ワンポイント: 上野アリエスでは、お客さんが演奏者を間近で応援する温かい空気があります。外国人のお客様も歓迎されており、飛び込みで入ってきた旅行者が常連に交じって楽しんでいる光景も見られます。生活に疲れた時、ふらっと立ち寄って生演奏を楽しめば、下町ならではの人情味と音楽の力で心がほぐれるでしょう。行きつけの店を持つことで、東京での暮らしがさらに豊かで楽しいものになります。
ジャズとともに豊かな東京ライフを: 東京のジャズライブハウス5選、いかがでしたでしょうか。新宿や渋谷の喧騒の中にある老舗ジャズクラブから、丸の内のラグジュアリーなライブレストラン、そして上野の下町ジャズバーまで、多彩なシーンが東京には存在します。長く東京に住むからこそ、ぜひ定期的にこうしたスポットに足を運んでみてください。生のジャズに身を委ねる時間は、忙しい日常に潤いと安らぎを与えてくれるはずです。お気に入りの店を見つけて、そこに流れる音楽と人々との交流を楽しみながら、心豊かなジャズライフを東京で満喫してください。
