日本での生活が長期化する中、仕事だけでなくレクリエーションや運動も生活の質を高める重要な要素です。幸い、埼玉県川口市には市民向けの市営スポーツ施設が多数あり、低料金でジムやプール、各種スポーツを楽しむことができます。言葉の壁があっても利用方法は比較的シンプルで、外国人の方でも気軽に体を動かせる環境が整っています。この記事では、川口市内で特に外国人にとって利用しやすい市営の体育館・スポーツセンター5箇所を紹介します。場所やアクセス、利用時間、料金、予約方法やマナーについてもまとめました。ぜひ日本での健康的な暮らしにお役立てください。
1. 川口市西スポーツセンター
川口市西スポーツセンターは、JR川口駅から徒歩15分ほどの場所にある大型スポーツ施設です。屋内温水プールやトレーニングジム、バスケットボールなどができる体育館、卓球室、健康浴室(お風呂)など設備が充実しており、初心者から上級者まで幅広く利用されています。特に川口駅周辺にお住まいの方にアクセスが良く、外国人利用者にも人気の施設です。
- アクセス: JR京浜東北線「川口駅」東口から国際興業バスで約5分、「西スポーツセンター」停留所下車すぐ。徒歩の場合は川口駅から約15分です。駐車場もありますが台数が限られるため、可能なら公共交通機関の利用がおすすめです。
- 利用時間: 平日・土曜は9:00〜21:00、日曜・祝日は9:00〜17:00まで利用できます。年末年始(12/28〜1/4)は休館です。施設点検日の毎月第4火曜日は全館休館となるほか、プールと健康浴室は毎週火曜日がお休みです(祝日の場合翌平日)。トレーニングルームも第2・第4火曜日は休館になりますので注意してください。
- 主な設備: 25m室内温水プール(流れるプールや幼児プール、ウォータースライダー付き)、メインアリーナ(バスケットボール2面またはバドミントン・バレーコートなどに利用可)、卓球室(卓球台10台常設)、トレーニングルーム(有酸素マシン・筋トレマシン計40台以上)、エアロビクススタジオ、ランニングコース(屋内127m)、健康浴室(運動後に入浴可)など豊富です。屋外にはソフトボール場やサッカー場も併設されています。
- 利用料金: 非常に安価で、市内在住の大人であれば体育館の個人利用は2時間160円、プールは2時間280円、トレーニングジムは1回(時間無制限)330円です。中高生は半額程度、小学生以下はさらに安く、小学生40〜100円程度で利用できます。川口市に住民登録している68歳以上の方は公的証明書の提示で無料になります。市外在住者は上記料金の2倍ですが、それでも安価です。
- 利用方法と注意: 受付で利用したい施設を伝え、券売機または窓口でチケットを購入して入場します。トレーニングルーム(ジム)を初めて利用する場合、事前に「トレーニングルーム講習会」を受講し修了証をもらう必要があります。講習会は月数回日本語で実施されていますが、簡単な内容ですので心配な場合は日本語話者に同行してもらうと良いでしょう。プールや体育館の個人利用は基本的に予約不要で、決まった一般公開時間内であれば自由に参加できます(混雑時は受付で順番待ち整理券を配布する場合あり)。バドミントンや卓球などでコート・台を確保したい場合、インターネットの川口市施設予約システムから事前予約も可能です。また館内では運動用シューズに履き替える必要があります(アリーナやジムに外履きは禁止)。プールではスイミングキャップの着用が必須ですのでお忘れなく。更衣室やシャワーは無料で利用できますが、石鹸やシャンプーの使用は禁止されています。貴重品用ロッカーもあります(100円硬貨リターン式)。スタッフは日本語対応が基本ですが、案内表示はピクトグラムや簡単な英語表記もありますので安心して利用してください。
- 公式サイト: 川口市西スポーツセンター – 川口市公式ウェブサイト
(詳細な設備情報や予定表、予約方法はこちらを参照)
2. 川口市東スポーツセンター
川口市東スポーツセンターは、市内東部(東領家地区)にある市営スポーツ施設です。屋内プールや体育館、トレーニングルーム、卓球室などを備え、子供から大人まで幅広い利用者が訪れています。都心寄りのエリアに位置するため、東京方面からもアクセスしやすく、川口市在住でなくとも利用しやすいスポーツセンターです。
- アクセス: JR川口駅東口からバス(国際興業バス川04系統 弥平町経由舎人団地行きなど)で約20分、「弥平新田」バス停下車 徒歩8分ほどです。バスは本数が多く、乗車時に「東スポーツセンターへ行きたい」と伝えれば降車停留所を教えてもらえます。駐車場もありますが、満車の場合もあるためバス利用が無難です。
- 利用時間: 平日・土曜日は9:00〜21:00、日曜・祝日は9:00〜17:00です。年末年始(12/28〜1/4)は休館となります。毎月第1木曜日が全館清掃日で休館(祝日の場合は翌平日)となるほか、プールは毎週木曜日が清掃日のため一般利用できません。これら以外は基本的に無休で営業しています。
- 主な設備: 25m室内温水プール(日本水泳連盟公認の本格的なプールで幼児用プールや採暖槽あり)、体育館(バスケットボール1面またはバドミントン3面等がとれるアリーナ)、卓球室(卓球台6台)、トレーニングルーム(ランニングマシンや筋トレマシン多数)、エアロビクススタジオ、健康浴室、更衣室・シャワー室完備。屋外には軟式野球場、テニスコート(人工芝)やフットサル場も併設されており、スポーツ教室や大会も盛んです。
- 利用料金: 市内在住の一般大人の場合、体育館・卓球室は2時間160円、プールは2時間280円、トレーニングルームは1回330円という料金設定で、川口市内の他施設と同様に格安です。中高生は110〜180円、小学生以下60〜110円で利用できます。市内在住68歳以上は無料、市外利用者は2倍料金です。
- 利用方法と注意: 受付で利用種目を申告し、券売機でチケットを購入して入館します。トレーニングルーム利用時は初回に講習会の受講が必要なのは他施設と同様です(市内各スポーツセンター共通の修了証が発行されます)。プールや卓球等の個人利用は開放時間内であれば予約無しで直接参加できます。東スポーツセンターでは土日の体育館一般開放時にバドミントンや卓球の利用が人気のため、事前にインターネット予約枠が設けられている場合があります(川口市施設予約システムにて「個人開放」を予約可能)。空きがあれば当日飛び入り利用もできますが、確実にプレーしたい場合は予約がおすすめです。館内のルールやマナーは他施設と共通で、室内用シューズの持参、プールでのスイムキャップ着用、飲食物持ち込み禁止(フタ付き飲料は可)、備品の後片付けや譲り合いなどにご協力ください。利用後はシャワーで汗を流せます(リンスインシャンプー等は使用不可)。スタッフは基本的に日本語のみですが、困った時は周囲の利用者に簡単な英語で尋ねれば助けてもらえる雰囲気があります。
- 公式サイト: 川口市東スポーツセンター – 川口市公式ウェブサイト
3. 川口市立戸塚スポーツセンター
戸塚スポーツセンターは、川口市東部の戸塚地区(東川口寄り)に位置する最新設備のスポーツセンターです。2018年に開館した比較的新しい施設で、明るく清潔な館内が特徴です。プールやアリーナ、トレーニングジム、弓道場など多彩な設備を備え、週末には子ども向けから大人向けまで様々なスポーツ教室も開催されています。施設スタッフのサービスも行き届いており、快適に利用できると評判です。
- アクセス: JR武蔵野線「東川口駅」南口から徒歩15分、または埼玉高速鉄道(埼玉スタジアム線)「戸塚安行駅」から徒歩12分ほどです。両駅から無料送迎バスも運行しており(平日・土曜のみ、日祝運休)、戸塚安行駅や東川口駅を経由してスポーツセンターまで数時間おきに循環しています。初めて訪れる際は徒歩だと少し遠いので、送迎バスの時刻を公式サイトで確認して利用すると便利です。駐車場は約150台分あり車でもアクセス可能です。
- 利用時間: 平日・土曜日は9:00〜21:00、日曜・祝日は9:00〜17:00です。毎週水曜日はプールが休業日となっています(館内その他施設は利用可)。年末年始(12/28〜1/4)と施設メンテナンス期間(9月中旬と2月中旬に各数日間)は全館休館となります。
- 主な設備: 25m×7コースの室内温水プール(幼児プール・採暖槽あり)、メインアリーナ(バスケットボール・バレーボール等コートや大規模イベントにも対応)、サブ体育室(主に卓球台を設置、一般開放では卓球利用)、トレーニングルーム(有酸素マシン・筋トレマシン完備、広々とした空間)、スタジオ(エアロビクスやダンスのレッスン用)、弓道場、多目的グラウンド(少年野球やサッカー向け屋外グラウンド)、屋外テニスコート2面(中台庭球場)など。スポーツセンター本館とは別に近隣に戸塚榎戸公園グラウンドもあり、ソフトボール等に利用されています。
- 利用料金: 市営スポーツセンター共通の料金体系で、市内一般大人は体育館利用2時間160円、プール2時間280円、トレーニングルーム1回330円です。戸塚スポーツセンターの場合、高校生以下および68歳以上の市民は無料でトレーニングルームを利用できるという特徴があります(初回講習会受講は必要)。中高生のプール・体育館利用も市内在住なら半額以下の料金設定です。市外利用者は倍額になります。
- 利用方法と注意: 受付で利用受付を済ませ、リストバンド型の鍵を受け取って各エリアを利用します(退館時に清算する後払い制の場合あり)。トレーニングジム利用前の講習会受講は必須で、戸塚スポーツセンターでは毎週実施されている初心者講習(所要1時間程度)を受けるとその日からジムを使えるようになります。講習は日本語ですが、筋トレマシンの安全な使い方を教えてもらう内容で、必要に応じてスタッフが簡単な英語や身振りでもフォローしてくれます。プール利用時はスイミングキャップ着用や10分ごとの休憩時間遵守など、安全ルールがありますので係員の指示に従いましょう。アリーナや体育室の一般開放では種目ごとに開催時間帯が決まっており、例えば土曜日はアリーナでバスケットボールとバドミントン、日曜・祝日は卓球室で卓球の個人開放を行っています。タイムテーブルは館内掲示や公式サイトのお知らせで確認できます。当日飛び込み参加で問題ありませんが、利用者が多い場合は時間交代制や一時入場制限となることもあります。館内は土足厳禁のため靴箱で靴を履き替え、動きやすい服装で参加してください。レンタルシューズやラケット等の貸し出しサービスもあります。スタッフは親切でフレンドリーなので、不明点は気軽に相談してみましょう。
- 公式サイト: 川口市立戸塚スポーツセンター – 施設公式ホームページ
4. 川口市安行スポーツセンター
安行スポーツセンターは、川口市南東部の安行地区にあるスポーツ施設で、緑豊かな環境に囲まれています。隣には道の駅「川口・あんぎょう」や川口市立グリーンセンター(植物園・公園施設)があり、週末は家族連れで賑わうエリアです。安行スポーツセンター自体も野球場や体育館、プール、サッカー場など広い敷地を持ち、地域住民の健康増進とスポーツ振興の拠点となっています。
- アクセス: JR川口駅東口12番のりばから国際興業バス(川22系統 安行出羽行き)に乗車、「川口緑化センター」停留所で下車し徒歩5分です。バス停から川口グリーンセンターを右手に見ながら進むと隣接してスポーツセンターがあります。駐車場も完備されていますが、土日は周辺施設利用者も多く混雑するため、バス利用が確実です。埼玉高速鉄道「戸塚安行駅」からは徒歩約20分とやや距離があります。
- 利用時間: 平日・土曜日は9:00〜21:00、日曜・祝日は9:00〜17:00に開館しています。年末年始(12/28〜1/4)は休館日です。その他の定期休館日は特にありませんが、館内清掃日や設備点検による臨時休館が年数回あります。
- 主な設備: 体育館(バスケットボール1面やバレー・バドミントン兼用コートあり)、25m室内温水プール(6コース・幼児用プール付き)、エアロビクススタジオ、トレーニングルーム、公民館機能(会議室・和室など)を併設しています。また屋外にはナイター設備付きの軟式野球場、ソフトボール場、サッカー・フットサル場、400mトラックの屋外ランニングコース、テニスコート4面など多目的に利用できるスポーツ施設が広がっています。地域の防災拠点としての役割もあり、敷地内に防災倉庫が設置され年1回防災訓練も実施されています。
- 利用料金: 他の川口市スポーツセンターと同様に、市内大人は2時間あたり体育館160円、プール280円、トレーニングルーム330円という安価な料金です。特に安行スポーツセンターは地域の高齢者利用も多いため、平日午前中は68歳以上の市民が無料で利用できる教室や一般開放枠が設けられていることがあります(詳細は館報など参照)。子ども料金も非常に安く、家族で訪れても負担が少ないのが魅力です。市外の方は倍額ですが、それでも十分安い設定です。
- 利用方法と注意: 施設入口の受付で利用手続きを行い、各エリアへ進みます。初めて利用する際は窓口で「利用カード」(市内在住者向け)を作ってもらうと、その後の受付がスムーズになります(もちろんカード無しでもその都度利用可能)。トレーニングルームの講習会受講や室内履きへの履き替え、プールでのスイムキャップ着用など基本的なルールは他施設と共通です。安行スポーツセンターは敷地が広く屋外施設も多いため、天候によって利用状況が変わります。大雨や雷の際は屋外プールやグラウンドが一時利用中止になる場合もあります。また、野球場やテニスコートの個人利用(空きがある場合の当日利用)は管理事務所で受付していますが、事前に団体登録をした上でインターネット予約する方法が主流です。個人でスポーツセンター主催の教室に参加したい場合は、広報誌や市公式サイトで募集情報をチェックして申し込みを行います(定員制・抽選の場合あり)。館内には軽食の自動販売機がある程度ですので、必要に応じて飲み物を持参しましょう(運動エリアへの持込はフタ付き容器のみ可)。周辺にはコンビニ等が少ないエリアのため、事前に準備して行くことをおすすめします。
- 公式サイト: 川口市安行スポーツセンター – 川口市公式ウェブサイト
5. 川口市新郷スポーツセンター
新郷スポーツセンターは、川口市北東部の新郷地区に位置するスポーツ施設です。舎人ライナー沿線にも近く、東京の足立区方面からもアクセスしやすい場所にあります。館内にはプールと体育館があり、屋外にはテニスコートやソフトボール場も備わっています。設備規模は他のスポーツセンターに比べるとやや小さめですが、その分地域密着型で利用しやすく、料金も格安に設定されています。
- アクセス: 日暮里・舎人ライナーの終点「見沼代親水公園駅」東口から徒歩約10〜12分です。駅から南方向へ直進し、見沼代親水公園(緑地)を抜けた先の住宅街にあります。また、JR川口駅東口から国際興業バス(川12系統 新堀経由 草加駅西口行き)に乗車し「本郷橋」停留所で下車すると徒歩3分です。バス停から見える白い建物が新郷スポーツセンターです。駐車場もありますが台数が限られるため、公共交通での来館が無難でしょう。
- 利用時間: 平日・土曜日は9:00〜21:00、日曜・祝日は9:00〜17:00に開館しています(2023年時点。一時的な変更の場合もあるため最新情報確認推奨)。年末年始(12/28〜1/4)は休館です。定期の休館日は特に設けられていませんが、館内整備などで臨時休館となる場合があります。
- 主な設備: 体育館(バスケットボール1面相当のアリーナ。バドミントン・ミニテニス・卓球などの個人開放を実施)、25m室内温水プール(一般開放時は2時間入替制になることがあります)、屋外テニスコート(人工芝1面、隣接する「毛長川庭球場」4面も管理)、ソフトボール兼用グラウンド1面などがあります。トレーニングジム設備はありませんが、卓球やバドミントンなどの軽スポーツを楽しむ場として利用できます。こぢんまりとしていますが、更衣室・シャワー室や空調設備など基本的な設備は整っています。
- 利用料金: 川口市内のスポーツ施設の中でも最安水準で、市内一般大人の体育館利用は2時間100円、プールは夏季2時間320円・冬季2時間430円と驚くほど安いです。中高生は体育館70円・プール160〜270円、小学生は体育館40円・プール100〜160円とお小遣い程度で利用できます。市内在住の68歳以上はもちろん無料です。市外利用は倍額ですが、それでも他地域と比べて非常に低料金です。
- 利用方法と注意: 受付で利用種目を告げ、利用券を購入してから各施設へ向かいます。プールは利用時間が混雑状況により2時間ごとの入れ替え制になる場合があり、その際は受付で終了時間が指定された整理券を受け取ります。平日は比較的空いていますが、夏休み期間などは子供連れで賑わうため注意しましょう。トレーニングルームはありませんので筋力トレーニングをしたい場合は他のスポーツセンターを利用してください。体育館での個人利用時は、卓球・バドミントン用具の貸し出しを行っています(数に限りがあります)。また、新郷スポーツセンターは施設の老朽化により2023年末から改築工事のため一時休館しており、再開は数年後の予定です(2025年現在はプール等も利用休止中の可能性があります)。利用を検討している方は事前に市の公式情報で最新状況を確認してください。再開後は最新の設備に生まれ変わる予定で、より快適に利用できることでしょう。
- 公式サイト: 川口市新郷スポーツセンター – 川口市公式ウェブサイト
おわりに:豊かなスポーツライフを川口市で
以上、川口市内の外国人でも利用しやすい市営スポーツ施設5箇所をご紹介しました。いずれも市が運営しており利用料金が安く、予約も不要で思い立ったときにふらっと立ち寄って運動できる気軽さが魅力です。日本での生活が長くなると運動不足になりがちですが、こうした公共の体育館・プールを活用すれば低コストで健康維持ができます。また、スポーツを通じて地域の人々との交流の場にもなります。最初は勝手が分からず緊張するかもしれませんが、スタッフや周りの利用者は親切ですので安心して利用してみてください。豊かなスポーツライフを送りつつ、川口市での暮らしをより一層充実させましょう!
